Chromebook

ASUS Chromebook C200を購入


以前から興味のあったChromebook。今回、アメリカ価格と遜色ない価格で日本で購入できたので簡単にレビューをしたいと思います。

日本でも法人・教育機関向け発売が決定し、話題となっているChromebook。2014年の1月にはGoogle公式ページに日本語向けに「まもなく発売」的な表示がされて話題になりました。個人的には興味があったんですが、ブラウザしか使えない点や、基本ネットがないと使い物にならないなど制約が多いので、買っても使いものにならない可能性があるため、躊躇していました。

今回購入の決め手になった一番は、2014年6月のGoogle I/Oで、GoogleがChrome OSでAndroidアプリを起動できるようにする方向性を示したこと。

関連リンク:ChromebookでEvernote、Vineなどのアプリが利用可能に(chromebooker)

これはChromeアプリしか使えないChrome OSにとっては革新的なことで、ゲームなんかができなくても、ちょっとしたアプリ(Evernote)がオフラインでも使えるようになるのは、使い勝手の面では大きな違い。Evernoteなんかはオンラインでも使えますが、やはりアプリで使うほうが「オフラインでも使える」という意味でも、動作の面でも快適さが違います。

Evernoteが使えるなら、他のアプリも追加されるかな?という期待と、運良く「アメリカの新品価格とほぼ同じ」価格の中古品が見つかったので購入してしまいました。

今回購入したASUS Chromebook C200は、アメリカでは発売時は249ドルで販売開始されましたが、2014年10月時点では米アマゾンで199ドル。これを日本に向けて輸入すると、国際送料やら税金やら、転送手数料やらで1万くらい追加されて、日本のアマゾンで販売されている並行輸入品と同じくらいの価格になるので、それではChromebookの低価格というメリットがない。3万出すなら、中古のWindowsを買ったほうが使い勝手も良いし。

購入したのは中古品ですが、使用感もほとんどないのに20800円。これは安い!ということで休みの日に買ってきました。

さて、実際に使ってみてChromebook C200の良いところ、イケてないところは、、、

良いところ
・軽い(1.1kg)
・安い(20800円・税込み)
・長時間バッテリが持つ(公称値12時間)
・動作が軽い(同じスペックでWindowsだったらと思うと・・・)
・キーボードが思ったよりも良い(Macと似た英語キーレイアウトがうれしい)

良くないところ
・アプリが少ない
・Photoshopなど代替が難しいアプリもある

とはいえ、FTPアプリやコードエディタも揃っているし、今後はPhotoshop CCもChromebookに対応するらしいから、ほとんど問題ないと言えば問題ない。困るのはオフラインで本家のエクセルとかが使えることくらいかなと。

考えてみれば、「アプリが使えない、1kgのモバイルPC」という意味では初代Surfaceを持っていますが、Microsoft Officeの本家版が使えるという点以外では、正直Chromebookのほうが良いなというのが感想です。

キーボードの品質も良いし、トラックパッドも大きく、マルチジェスチャーに対応している。アプリが少ないとはいえ、今後Androidアプリが使えるようになるなら、可能性は無限大。Windowsストアアプリの枯れっぷりは、Surfaceがアメリカで発売されて2年経っても解消されませんし。

デザインやデバイスとしての「所有欲」を満たしてくれるのは正直Surfaceなんですが、実務を考えるとChromebookに軍配が上がる。アメリカでChromebookが売れていてSurfaceが売れていない理由もここにあるのではないでしょうか。

ちなみに、日本では数少ない(というか希少)中古で購入したので、現物のあったASUS Chromebook C200しか選択肢はなかったのですが、同じ11.6インチクラスのChromebookでいうと、

・HP Chromebook 11
・Acer Chromebook C720

あたりが候補にあがります。

ネットのレビューを見た感じだと

・見た目重視 → HP Chromebook 11
・パフォーマンス重視 → Acer Chromebook C720
・バッテリ重視 → ASUS Chromebook C200

という感じらしいですね。

ネットのレビューでも「AcerのC720よりも遅い」というコメントが目立ったASUS Chromebook C200ですが、初期起動時のバックグラウンド同期が終わってしまえば、動作は軽快そのもの。Huluで映画を流して、タブを10個くらい開いて、テキストエディタで開発をしても、重くなりません。

バックグラウンドでFTPとか動かしてもシステム自体は安定しているし、筐体や液晶の品質(とはいえ、そこまで良くはないけど・・・)、そして速度とバッテリ時間のバランスを考えるとASUS Chromebook C200は”バランスの取れた端末”と言えるのではないでしょうか。

しかし、ここまで完成度が高いとは思わなかったというのが正直な感想。もっと早く導入しても良かったかもしれないなぁ。

進化の止まったWindowsよりも、「これから」が楽しみなChromebook。使ってみないとこの良さはわからないのに、日本では実機を触れる機会がほとんどないのが残念なところ。

年末商戦に日本でも発売されれば、爆発的にヒットしそうな気がします。


ASUS Chromebook C300MA(ブラック)