サブノートPCとしてChromebookがどうなのか真剣に検討してみた
アメリカでは爆発的に売れているというChromebook。日本では東芝が発売するという噂だけでまだ並行輸入品しか買えませんが、この機会にサブノートとして使えるのか真剣に検討してみました。
まず、Chromebookとはなんぞや?というところから。
・ブラウザ(Chrome)しか使えない
・通常のアプリがインストール出来ない。(Chromeアプリで代用出来るものもある)
・199ドルからと価格が安い
・基本がネットに接続して使う前提
こんな感じなよう。
下記のサイトが詳しいので、詳しい説明はそちらで。
結構種類もあるけど、ハード的には2種類。
Samsungやhpが出している「モバイルCPU」ベースのChromebookか、東芝やAcerが出している「Intel Haswell Celeron」ベースのChromebookのどちらか。価格的には数千円程度の差なので、買うなら絶対に後者ですね。
と、Chromebookの概要はこんな感じ。では、何が出来るのかは、人それぞれなので、自分のモバイルノートでやりたいことを挙げて、Chromebookで出来るのかを確認してみる。
やりたいこと
(1)ネットサーフィン
(2)FTPやSSHでサーバー管理
(3)PHPやHTMLなどのコーディング
(4)画像編集
(5)WordやExcelで書類作成
Chromebookでのやり方(オンライン)
(1)ネットサーフィン → Chromeブラウザ
(2)FTPやSSHでサーバー管理 → Chromeアプリ、もしくはサーバーのWeb管理画面
(3)PHPやHTMLなどのコーディング → Chromeアプリ
(4)画像編集 → Pixirなどのオンラインサービス
(5)WordやExcelで書類作成 → Google DriveかOffice Online
Chromebookでのやり方(オフライン)
(1)ネットサーフィン → NG(当たり前だが・・・)
(2)FTPやSSHでサーバー管理 → NG(当たり前だが・・・)
(3)PHPやHTMLなどのコーディング → 一部Chromeアプリ(簡易エディタ)
(4)画像編集 → NG(当たり前だが・・・)
(5)WordやExcelで書類作成 → Google Driveのオフライン機能
案外用途はあることがわかる。Chromebookがオフラインで出来ないことは、そもそもWindowsやMacでも出来ないことが多い。オフラインで困るのは、WordやExcelの書類作成と、画像編集くらい。
懸念点
・Google依存度が上がる
→ ChromebookはGoogleにログインしないと端末自体が使えないので、Google依存度が劇的にあがる。もう支配されてるってくらいGoogle依存する。これは正直怖い。
・オンライン依存度が上がる
→ すべての処理とファイルの保存をオンラインにするための端末だから、当然オンラインクラウドへの依存が高まる。オフラインではファイルすら開けないなんてことも。
・通信端末必須
→ オンラインでないと困るシーンが多いので、必然的にモバイルルーターが必要になる。iPhoneなどのテザリングを使っても良いが、Chromebookで使うとすぐに上限通信量に到達する可能性大。結局Wimaxなどを追加購入するなら、普通にWindowsやMacのが良い。
・Googleリスクが高まる
→ Googleのアカウントが停止になったり、ID、パスワードが流出したら芋づる式にいろんなものがアウトになる。Google Driveに全部のファイルを保存するようになったらなんて、怖過ぎて考えたくもない。。。
個人的に、環境に制限がある前提のモバイルPCは、端末側に使用制限がないほうが良いと思っている(Microsoft Surfaceを買って学んだこと)。すでに環境的に制限がある上で、さらに端末での使用制限まであると出来ることが極端に減るからだ。
と、考えると、モバイルPCとしてはChromebookは向いていないかもしれない。もちろんルーターを持っている人やクラウドにがっつり依存している方には良いけれども。
1万や2万のコストカットのために、モバイルPCをケチると、後々後悔しそう。むしろデスクトップくらい据え置きとして使う、企業や官庁の方とかは、Windowsよりも「出来ることが少ない」から、使う人が「ウイルスまがいのアプリを勝手にインストールした」とかがなくなるので、良いかも。
結論
モバイルPCとしてChromebookを検討するなら、MacBook Airの4万円くらいの中古を買ったほうが幸せになれる。